日本歴史地名大系 「椿台村」の解説 椿台村つばきだいむら 秋田県:雄勝郡東成瀬村椿台村[現在地名]東成瀬村椿川(つばきかわ) 椿台成瀬(なるせ)川の上流に位置し、須川(すかわ)温泉(現岩手県一関市)に通じる小道が村中を通る。北は手倉川原(てぐらかわら)村、南は檜山台(ひやまだい)村、東は柏(かしわ)峠をもって仙台藩領胆沢(いさわ)郡下嵐江(おろしえ)村(現岩手県胆沢郡胆沢町)と境し、西は峰境に猿半内(さるはんない)村(現平鹿(ひらか)郡増田町狙半内(さるはんない))と接する。村の成立については明らかではないが、寛永一四年(一六三七)高橋丹波(八地丹波)が「谷地といふ処を墾」(雪の出羽路)と伝える。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に椿台村とあり、高は不明。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by