岩石学辞典 「楕円球顆」の解説 楕円球顆 微小針状結晶が球顆の中心軸に直角に配列し,この方向に伸びて楕円体に近くなっている[Zirkel : 1876, 渡辺編 : 1935].複合的な球顆状組織で球顆体は中心の軸が伸びた形状で,放射状の繊維の形状は通常である.これは酸性火成岩で普通に観察され,また魚卵石(oölite)にも産出する. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報