普及版 字通 「楞」の読み・字形・画数・意味


13画

(異体字)
12画

[字音] リョウ
[字訓] かど

[説文解字]

[字形] 形声
正字はに作り、(りよう)声。〔説文六上に「(こ)なり」とする字。楞は別体の字として用い、また楞伽・楞厳など、仏教語に用いる。

[訓義]
1. かど、四角の材木
2. 仏典で、楞伽のような音訳に用いる。
3. 急に起こる、あれる。

[古辞書の訓]
名義抄〕楞 ソバゾバ 〔字鏡集〕楞 セハシ・ソハソハ

[熟語]
楞伽楞角楞勁楞神・楞然楞木

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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