精選版 日本国語大辞典 「楠露」の意味・読み・例文・類語 くすのつゆ【楠露】 謡曲。四番目物。観世流。湊川出陣に臨んで死を覚悟した楠木正成は、子の正行と守り役の恩地満一を呼び寄せて教訓を与え、別れの宴をはって、二人を故郷に帰らせる。明治時代に当時の家元観世清廉(きよかど)が、別曲「桜井」を改作したものといわれる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例