楠露(読み)くすのつゆ

精選版 日本国語大辞典 「楠露」の意味・読み・例文・類語

くすのつゆ【楠露】

  1. 謡曲四番目物観世流。湊川出陣に臨んで死を覚悟した楠木正成は、子の正行と守り役の恩地満一を呼び寄せて教訓を与え、別れの宴をはって、二人故郷に帰らせる。明治時代に当時の家元観世清廉(きよかど)が、別曲桜井」を改作したものといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む