20世紀日本人名事典 「楢崎猪太郎」の解説 楢崎 猪太郎ナラザキ イタロウ 明治〜昭和期の労働運動家 日本海員組合初代組会長。 生年元治2年2月20日(1865年) 没年昭和7(1932)年9月22日 出生地福岡県糸島郡北崎村 学歴〔年〕大阪商船〔明治14年〕卒 経歴三井物産会社船舶部に勤務し、18年間海上生活をする。明治38年陸上監督となり三井船員規程を作成。42〜大正7年まで満鉄大連埠頭事務所長を務め、9年には高級船員の団体である海員協会の専務理事に就任。多くの船員団体をまとめて10年日本海員組合を創設し、初代組合長。以後、海員組合の労資協調路線を推進。昭和2年に辞職。この間禁酒運動も積極的におこなった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楢崎猪太郎」の解説 楢崎猪太郎 ならざき-いたろう 1865-1932 明治-昭和時代前期の労働運動家。元治(げんじ)2年2月20日生まれ。明治20年三井物産船舶部にはいり,船長,監督。のち満鉄大連埠頭(ふとう)事務所長,海員協会専務理事を歴任。大正10年日本海員組合を結成し,初代組合長となる。禁酒運動をすすめた。昭和7年9月22日死去。68歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身。大阪商船学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by