楣間(読み)びかん

精選版 日本国語大辞典 「楣間」の意味・読み・例文・類語

び‐かん【楣間】

〘名〙 長押(なげし)の間。欄間(らんま)の間。
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一「密室に籠り、楣間(ビカン)に挂かれる吾父の肖像に対して、多時黙思を経るを例とせり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android