業績連動型配当(読み)ぎょうせきれんどうがたはいとう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「業績連動型配当」の解説

業績連動型配当

権利確定日基準として、株主配当される配当金などの利益分配を、企業業績に応じて変動させること。業績が良ければ増額され、悪ければ減額される。これまでは業績に関係なく、習慣的な安定配当型の企業が多かった。しかし、近年の投資ブームにより一般投資家が激増したこと、外国人投資家比重が高まったこと、株の持ち合いが徐々に解消され、投機目的の大型ファンドなどが増えてきたことなどから、業績連動による配当を採用する企業が増えている。明確かつ公正な株主の権利を求める声が高まっていることも、大きな要因と考えられる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android