極楽の迎え(読み)ゴクラクノムカエ

デジタル大辞泉 「極楽の迎え」の意味・読み・例文・類語

ごくらく‐の‐むかえ〔‐むかへ〕【極楽の迎え】

極楽往生を願う人の臨終に、阿弥陀仏観音勢至などの菩薩ぼさつが迎えに来ること。来迎。

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精選版 日本国語大辞典 「極楽の迎え」の意味・読み・例文・類語

ごくらく【極楽】 の 迎(むか)

  1. 極楽に往生したいと願う人の臨終に、阿彌陀、観音、勢至などが極楽から迎えに来ること。また、臨終、死などをさす。阿彌陀如来のお迎え。御来迎(ごらいごう)
    1. [初出の実例]「或は乗急の人、或は戒急の者、行の品々に従ひて極楽の迎(ムカヘ)を得たり」(出典栄花物語(1028‐92頃)玉のうてな)

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