極臈(読み)きょくろう

精選版 日本国語大辞典 「極臈」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ろう‥ラフ【極臈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 六位の蔵人(くろうど)で、年功を積んだ人。一臈。ごくろう。
    1. [初出の実例]「極臈以下下侍にて、次第の事どもおこなひけり」(出典:古今著聞集(1254)一八)
  3. 寺内で最も臈次(ろうじ)(=席次)の高い僧。僧の歳を臈(正しくは臘)といい、受戒のときから起算して、安居(あんご)を終えるとき、一臘とする。この臘数によって、席次がきまる。

ごく‐ろう‥ラフ【極臈】

  1. 〘 名詞 〙きょくろう(極臈)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む