極臈(読み)きょくろう

精選版 日本国語大辞典 「極臈」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ろう ‥ラフ【極臈】

〘名〙
六位蔵人(くろうど)で、年功を積んだ人。一臈。ごくろう。
古今著聞集(1254)一八「極臈以下下侍にて、次第の事どもおこなひけり」
寺内で最も臈次(ろうじ)(=席次)の高い僧。僧の歳を臈(正しくは臘)といい、受戒のときから起算して、安居(あんご)を終えるとき、一臘とする。この臘数によって、席次がきまる。

ごく‐ろう ‥ラフ【極臈】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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