デジタル大辞泉 「一臘」の意味・読み・例文・類語 いち‐ろう〔‐ラフ〕【一×臘/一×﨟】 1 出家受戒後、安居あんごを一度終えたこと。これを法臘1歳と数える。転じて、年功を積んだ僧。最上位の僧。→臘ろう「金峰山の別当はかの山の―をなむ用ゐける」〈今昔・二八・一八〉2 蔵人や北面の武士などの首席の者。「―の判官藤原康光」〈著聞集・一八〉3 年功を積んで、長老となった者。「中座の―は、二分、中座の端居つまをりは」〈申楽談儀・魚崎御座之事〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例