極詰(読み)ゴクヅメ

精選版 日本国語大辞典 「極詰」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づめ【極詰】

  1. 〘 名詞 〙 京都、宇治の茶園から産出する最上の抹茶(まっちゃ)の名。濃茶(こいちゃ)に用いるもの。極無上。極上。極。
    1. [初出の実例]「細な露手代が心ためされて〈青雲〉 葉末の匂ひ残る極詰〈如流〉」(出典:俳諧・江戸八百韻(1678)木何)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android