極詰(読み)ゴクヅメ

デジタル大辞泉 「極詰」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づめ【極詰(め)】

宇治産の最上抹茶濃茶こいちゃに用いる。極上

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精選版 日本国語大辞典 「極詰」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づめ【極詰】

  1. 〘 名詞 〙 京都、宇治の茶園から産出する最上の抹茶(まっちゃ)の名。濃茶(こいちゃ)に用いるもの。極無上。極上。極。
    1. [初出の実例]「細な露手代が心ためされて〈青雲〉 葉末の匂ひ残る極詰〈如流〉」(出典:俳諧・江戸八百韻(1678)木何)

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