極軸(読み)キョクジク

デジタル大辞泉 「極軸」の意味・読み・例文・類語

きょく‐じく〔‐ヂク〕【極軸】

天体望遠鏡赤道儀回転軸の一。観測地点における地軸方向に合わせることで、日周運動をする天体一方向回転によって追尾することができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極軸」の意味・わかりやすい解説

極軸
きょくじく
polar axis

望遠鏡を据付ける赤道儀台座に取付けられた天の南北極方向の回転軸をいう。普通時計仕掛けによって1日に1回転するようになっている。

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世界大百科事典(旧版)内の極軸の言及

【極性】より

…多細胞植物とくに維管束植物では,個体の上と下に頂端分裂組織があり,茎頂分裂組織は茎を,根端分裂組織は根を形成する。したがって茎頂と根端をむすぶような形で極軸polar axisが存在することになり,この軸に沿って葉のような側生器官がつくられる。またほかに側軸lateral axisが生じて腋芽(えきが)のような構造がつくられることも多い。…

※「極軸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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