楽屋新道(読み)がくやしんみち

精選版 日本国語大辞典 「楽屋新道」の意味・読み・例文・類語

がくや‐しんみち【楽屋新道】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がくやじんみち」とも ) 江戸時代歌舞伎劇場楽屋口にあたった町名通称。天保一三年(一八四二)までは、中村・市村両座の裏にあたる日本橋岩代町、浅草に移転後は猿若町一丁目をいう。
    1. [初出の実例]「私儀は堺町からふきや町、楽屋新道、よし町辺へ入り込み、能々様子承り候処」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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