楽所の別当(読み)がくしょのべっとう

精選版 日本国語大辞典 「楽所の別当」の意味・読み・例文・類語

がくしょ【楽所】 の 別当(べっとう)

  1. 平安時代楽所長官多く蔵人頭(くろうどのとう)が任命され、下に五位六位蔵人が任ぜられた預(あずかり)がある。楽所の事務をつかさどった。がくそのべっとう。
    1. [初出の実例]「蔵人広房補楽所別当之後、今夜着楽所、楽人吹万歳楽」(出典中右記‐嘉承元年(1106)一二月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android