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槌田竜太郎 つちだ りゅうたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

槌田竜太郎 つちだ-りゅうたろう

1903-1962 昭和時代の化学者。
明治36年4月20日生まれ。昭和11年大阪帝大教授。34年「金属錯化合物の研究」で日本化学会賞を受賞。農地劣化防止のため硫安の多量使用に反対した。昭和37年5月9日死去。59歳。京都出身。東京帝大卒。著作に「金属化合物の色と構造」など。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典内の槌田竜太郎の言及

【錯体】より

…あまり強くない(logε<3)この吸収帯は配位子場によって分裂したdε,dγ両軌道間の禁制遷移によるもので,CoIII,CrIII錯体では二つあり,長波長から第一,第二吸収帯と名づけられた(柴田雄次,1915)。槌田竜太郎(1938)はこれらが配位子の次の順序に従って長波長に移動することを発見し,この順序を分光化学系列と名づけたが,これは配位子場理論が金属錯体に適用されるはるか前のことであった。新村陽一,槌田(1956)はさらに詳しい系列を発表している。…

【分光化学系列】より

…多くの遷移金属錯体は,非結合性d電子の遷移に基づくいくつかの比較的弱い吸収帯をもっているが,この吸収帯は配位子が変わると移動し,遷移金属錯体の各種の色の原因となっている。槌田竜太郎は,この吸収帯をコバルト(III)およびクロム(III)の錯塩について系統的に調べ,配位子を配位子場吸収帯の吸収極大が短波長にあるものから順次長波長にあるものへと並べると一つの系列ができることを見いだした(1938)。その後の知見を加えて現在は次のような系列が得られている。…

※「槌田竜太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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