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様斬 ためしぎり

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世界大百科事典 第2版の解説

ためしぎり【様斬】

江戸時代,人を実際に斬って刀剣の利鈍をためしたこと。様者(ためしもの)ともいう。将軍の佩刀(はいとう)の場合,死罪の刑に処せられた者の死体を用い,牢屋内の様場(ためしば)において執り行った。浪人山田朝右衛門が代々御様御用(おためしごよう)の任にあたり,腰物奉行(こしものぶぎよう)らの立会いの下で,土壇に横たえられた刑屍を据物斬(すえものぎり)して斬れ味などを報告する。朝右衛門はまた,町奉行同心に代わって斬首刑の首打役(くびうちやく)を務めることがあり,その際に大名,旗本,陪臣から依頼された刀をためした。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の様斬の言及

【山田朝右衛門】より

…江戸時代,将軍佩刀(はいとう)の様斬(ためしぎり)(御様御用(おためしごよう))を務めた浪人。代々朝右衛門(浅右衛門とも書かれる)を名のり,江戸麴町平河町に居住して門弟を抱えた。…

※「様斬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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