槿(読み)アサガオ

デジタル大辞泉 「槿」の意味・読み・例文・類語

あさがお【槿】[書名]

古井由吉小説。昭和58年(1983)刊。第19回谷崎潤一郎賞受賞。

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普及版 字通 「槿」の読み・字形・画数・意味

槿
15画

[字音] キン
[字訓] むくげ

[字形] 形声
声符は(きん)。〔玉〕に「木槿なり。に生じて夕に隕(を)つ。らふべし」とあり、むくげをいう。また舜花、ともいう。

[訓義]
1. むくげ。
2. 矛の柄。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕槿 保己(ほこ)、、保己乃加良(ほこのから)、、祢夫利(ねぶり)〔名義抄〕槿 アサガホ・シフシ 〔字鏡集〕槿 アサガホ・アツマル・シフシ

[熟語]
槿域槿華・槿花槿牆槿籬
[下接語]
夏槿・紅槿・残槿・紫槿・朱槿・秋槿・朝槿・晩槿・暮槿・茅槿・木槿・籬槿

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「槿」の解説

槿(あさがお)

古井由吉の長編小説文芸雑誌作品」(1980~1981年)と「海燕」(1982~1983年)に連載された。1983年、第19回谷崎潤一郎賞受賞。

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