デジタル大辞泉
「海燕」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うみ‐つばめ【海燕】
- 〘 名詞 〙
- ① ウミツバメ科の海鳥の総称。小形で翼が長く、尾がツバメに似ている。くちばしの先は曲がり、足の指には水かきがある。上くちばしの付け根に塩類の分泌腺がある。海上を泳ぎ、また、海面近くを飛んで小魚などを捕食するが、潜水はしない。大西洋、太平洋に広く分布し、繁殖期は離れ島の岩の裂け目や地中の穴に、非繁殖期には海上のみで過ごす。黒褐色で全長二〇センチメートル内外のコシジロウミツバメのほか、クロウミツバメ、クロコシジロウミツバメなどの種類がある。かいえん。〔生物学語彙(1884)〕
- ② 動物「ひとで(海星)」の異名。〔多識編(1631)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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海燕
日本の文芸誌。発行、福武書店(後のベネッセ・コーポレーション)。1982年創刊。海燕新人文学賞を主催し、佐伯一麦、吉本ばなな、小川洋子といった作家を輩出。1996年休刊。
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の海燕の言及
【わらび座】より
…昭和の初め,東北大学の学生であった原は日本プロレタリア音楽家同盟に入り〈民衆の音楽〉をめざすが,第2次世界大戦により中断された。戦後,労組運動により勤務先の昭和石油を追われ,1951年労働者のあいだをまわる楽団〈海つばめ〉を創設し,楽団は各地を公演した。この間,原は52‐58年中国に滞在していたが,一行9人は1953年に現在地に定住を決め,〈わらび座〉と改称した。…
※「海燕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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