海燕(読み)ウミツバメ

  • かいえん
  • 海×燕
  • 海燕 (ウミツバメ)

デジタル大辞泉の解説

ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥総称コシジロウミツバメ・ハイイロウミツバメなど。全長14~25センチ。全体に黒褐色のものが多い。は長く、はツバメのように切れ込み、足指には水かきがある。繁殖期には小島に群集し、裂け目や傾斜地に掘った穴に白い卵を1個産む。かいえん。
ウミツバメのこと。
イトマキヒトデの別名。
タコノマクラの別名。

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大辞林 第三版の解説

ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥の総称。黒みを帯びた翼は細長く、尾はふたまたに分かれる。全長13~25センチメートル。水かきが発達し巧みに泳ぐ。離島の地中や岩の間に営巣する。ハイイロウミツバメ・コシジロウミツバメ・オーストンウミツバメなど。
ウミツバメ。
タコノマクラの異名。
イトマキヒトデの異名。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

動物。ウミツバメ科に属する海鳥の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① ウミツバメ科の海鳥の総称。小形で翼が長く、尾がツバメに似ている。くちばしの先は曲がり、足の指には水かきがある。上くちばしの付け根に塩類の分泌腺がある。海上を泳ぎ、また、海面近くを飛んで小魚などを捕食するが、潜水はしない。大西洋、太平洋に広く分布し、繁殖期は離れ島の岩の裂け目や地中の穴に、非繁殖期には海上のみで過ごす。黒褐色で全長二〇センチメートル内外のコシジロウミツバメのほか、クロウミツバメ、クロコシジロウミツバメなどの種類がある。かいえん。〔生物学語彙(1884)〕
② 動物「ひとで(海星)」の異名。〔多識編(1631)〕
〘名〙
※文華秀麗集(818)下・奉和観新燕〈佐伯長継〉「海燕新来度春夫、差池羽翼往年」 〔劉長卿‐酬秦系詩〕
② 棘皮動物「たこのまくら(蛸枕)」、または「いとまきひとで(糸巻海星)」の異名。
※大和本草(1709)一四「海燕〈略〉磯石の処に生ず。其形状異物なり。五角ありて径二寸五分許、猶大なるあり」 〔本草綱目‐介部・海燕・集解〕

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