樋口久子(読み)ひぐち ひさこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口久子」の解説

樋口久子 ひぐち-ひさこ

1945- 昭和後期-平成時代のプロゴルファー。
昭和20年10月13日生まれ。中村寅吉に弟子入りし,昭和42年女子1期生としてプロ入り。日本女子オープンを4連覇をふくむ8回優勝,日本女子プロを7連勝をふくむ9回優勝など,平成5年までに通算72勝,女王時代をきずいた。昭和52年全米女子プロで優勝。平成8年日本女子プロゴルフ協会理事長。平成15年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入り。26年ゴルフ界から初めての文化功労者に認定される。埼玉県出身。二階堂高卒。本名は大塚久子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「樋口久子」の意味・わかりやすい解説

樋口久子
ひぐちひさこ

[生]1945.10.13. 埼玉,川越
日本のプロゴルファー。 1967年女子1期生としてプロテスト合格。 1968年の第1回日本女子プロ選手権に優勝し,以降7年連続優勝。 1968年から9年連続で賞金女王となる。 1977年の全米女子プロゴルフ選手権で日本人初のメジャー大会優勝を達成。通算成績は 72勝。 1996年より日本女子プロゴルフ協会 LPGA会長。ゴルフを通じた社会貢献を評価され,2003年日本人で初めて世界ゴルフ殿堂入りした。

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