樋口隆一(読み)ひぐち りゅういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口隆一」の解説

樋口隆一 ひぐち-りゅういち

1946- 昭和後期-平成時代の指揮者,音楽評論家,音楽史学者。
昭和21年4月9日生まれ。チェロを廣田幸夫,作曲理論を池辺晋一郎,指揮法を岡部守弘に師事。ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得て昭和49年よりテュービンゲン大学大学院に留学し,音楽学をゲオルクフォン・ダーデルセン,指揮をアレクサンダー・スムスキーに学ぶ。平成元年明治学院大助教授。同年京都音楽賞評論研究部門賞。2年辻荘一賞。6年明治学院大教授。12年明治学院バッハアカデミーを創設し芸術監督。14年オーストリア学術芸術功労十字章,27年テオドル・ベルヒェム賞。国際音楽学会副会長,DAAD友の会会長などをつとめる。東京都出身。慶大卒。著作に「バッハから広がる世界」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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