標準気圧(読み)ヒョウジュンキアツ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「標準気圧」の意味・読み・例文・類語

ひょうじゅん‐きあつヘウジュン‥【標準気圧】

  1. 〘 名詞 〙 ふつう、気温摂氏零度、標準重力もとで、七六〇ミリメートルの水銀柱がその底面に及ぼす圧力をいう。平均海面では一〇一三・二五ヘクトパスカルで、これを一気圧とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「標準気圧」の解説

標準気圧
ヒョウジュンキアツ
standard atmospheric pressure

1 atm のこと.

1 atm = 101325 N m-2
と定義されている.これは

g = 980.665 cm s-2
重力の加速度下で密度13.5951 g cm-3 の水銀柱760 mm の示す圧力に等しい.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

百科事典マイペディア 「標準気圧」の意味・わかりやすい解説

標準気圧【ひょうじゅんきあつ】

気圧標準としてとる値。ふつうは1気圧,すなわち1013.250hPa。これは国際的に定められた標準重力加速度(980.665cm/sec2),0℃のもとでの760mmの水銀柱の圧力に等しい。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android