樟脳火(読み)ショウノウビ

デジタル大辞泉 「樟脳火」の意味・読み・例文・類語

しょうのう‐び〔シヤウナウ‐〕【×樟脳火】

樟脳を燃やした青い火。近世歌舞伎で、狐火きつねび人魂ひとだまなどに用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「樟脳火」の意味・読み・例文・類語

しょうのう‐びシャウナウ‥【樟脳火】

  1. 〘 名詞 〙 樟脳を燃やした青い火。近世の劇場舞台で、狐火人魂などに用いた。
    1. [初出の実例]「舞台で遣ふ樟脳火の人だまは見なれたれど」(出典:浮世草子・当世芝居気質(1777)四)

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