コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

横座坊物語 よこざぼうものがたり

1件 の用語解説(横座坊物語の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

よこざぼうものがたり【横座坊物語】

室町時代の物語。作者不明。15世紀初中期の成立か。漢文体,1巻。狂言《横座》と同話。明徳の乱に敗れて東山に遁世した年輩の僧が難産の子牛を救い,住家の横座(上座)に置いて横座坊と名づけていつくしんでいたが,狼藉悪太郎に盗まれた。とり返しに行くと,3声喚ぶうちに牛が吼え座ったら返すと難題をかけられ,2度呼んだが牛は答えない。僧は禽獣魚鳥が恩を知る例を縷々(るる)と挙げて説き,最後に〈いかに横座坊〉と喚ばわると牛は綱を引き切り,吼えて悦んだ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

横座坊物語の関連キーワード石清水物語薄雪物語落窪物語義経記西行物語絵巻平治物語初中後作り物語源氏物語・大沢本意雲

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone