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横座坊物語 よこざぼうものがたり

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世界大百科事典 第2版の解説

よこざぼうものがたり【横座坊物語】

室町時代の物語。作者不明。15世紀初中期の成立か。漢文体,1巻。狂言《横座》と同話。明徳の乱に敗れて東山に遁世した年輩の僧が難産の子牛を救い,住家の横座(上座)に置いて横座坊と名づけていつくしんでいたが,狼藉悪太郎に盗まれた。とり返しに行くと,3声喚ぶうちに牛が吼え座ったら返すと難題をかけられ,2度呼んだが牛は答えない。僧は禽獣魚鳥が恩を知る例を縷々(るる)と挙げて説き,最後に〈いかに横座坊〉と喚ばわると牛は綱を引き切り,吼えて悦んだ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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