精選版 日本国語大辞典 「横槍を入れる」の意味・読み・例文・類語 よこやり【横槍】 を 入(い)れる ① 両軍が入り乱れて戦っている時、別の一隊が側面から槍で突きかかる。横あいから別に攻めかかる。[初出の実例]「東条をば東河原へ打ち通し、西を請けて横鑓を入よ」(出典:応仁記(15C後)二)② 人の談話、仕事などに横あいから、急に第三者が口出しをする。そばから非難めいた言い方をしたり、でしゃばった行ないをしたりする。さしでぐちをする。横矢を入れる。[初出の実例]「又滝三郎がために横槍(ヨコヤリ)を入(イ)れられ」(出典:洒落本・花街鑑(1822)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例