横田空域

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

米軍横田基地管制官が管制を担当し、静岡県の伊豆半島から新潟県に至る1都8県に広がる。最高高度約7千メートルのいびつな六角形で、南側の一部は日本政府の求めに応じて段階的に返還され、階段状に約3千メートルまで削減されている。民間機は事前に米側の許可を得るなどすれば飛行可能だが、実際はほとんどの民間機が迂回したり、飛び越えたりしている。

(2006-02-25 朝日新聞 夕刊 1総合)

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知恵蔵miniの解説

米軍横田基地(東京都福生市など)が管制権を有する日本の空域。正式名称は「横田進入管制区」。1992年と2008年の一部返還を経て、18年現在、1都8県の高度約2400~7000メートルに及ぶ階段状の空域となっている。域内にある厚木基地、入間基地などを離着陸する米軍機や自衛隊機の管制業務を横田基地の米軍が行っている。民間航空機も飛行計画を提出すれば航行は可能だが、手続きが煩雑なことなどから、羽田空港や成田空港から西日本・北陸方面へ向かう民間航空機の飛行ルートの障害となってきた。しかし、20年の東京五輪・パラリンピックに向けて羽田空港の国際線の発着枠を増やすためには同空域を通る新飛行ルートの導入が不可欠であるとして、日本政府が米軍に交渉し、18年11月、空域を通る一部旅客機の管制を日本側が行うことで合意する見通しとなった。

(2018-11-06)

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