横立山経塚古墳(読み)よこたてやまきようづかこふん

日本歴史地名大系 「横立山経塚古墳」の解説

横立山経塚古墳
よこたてやまきようづかこふん

[現在地名]高松市生島町

瀬戸内海に面した丘陵上に所在する積石塚前方後円墳。墳丘五色ごしき台山塊のうちのあお峰から北に延びた丘陵の先端部に所在する。全長三七メートル、後円部の径二二メートルで、後円部に竪穴式石室が開口する。墳丘は果樹園によって相当変形しているが、後円部が積石によって築成されているのに対して、前方部は土盛りによって築成されている。石室は全長五・〇三メートル、最大幅一メートル、高さ約一メートルで、側壁安山岩小口積みしやや持送りになっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android