横立山経塚古墳(読み)よこたてやまきようづかこふん

日本歴史地名大系 「横立山経塚古墳」の解説

横立山経塚古墳
よこたてやまきようづかこふん

[現在地名]高松市生島町

瀬戸内海に面した丘陵上に所在する積石塚前方後円墳。墳丘五色ごしき台山塊のうちのあお峰から北に延びた丘陵の先端部に所在する。全長三七メートル、後円部の径二二メートルで、後円部に竪穴式石室が開口する。墳丘は果樹園によって相当変形しているが、後円部が積石によって築成されているのに対して、前方部は土盛りによって築成されている。石室は全長五・〇三メートル、最大幅一メートル、高さ約一メートルで、側壁安山岩小口積みしやや持送りになっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android