横豎(読み)おうじゅ

精選版 日本国語大辞典 「横豎」の意味・読み・例文・類語

おう‐じゅワウ‥【横豎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よことたて。よこは空間、たては時間をさすこともある。〔梁簡文帝‐明月山銘〕
  3. 仏語他力の教えと自力の教え。横は次第順序を経ないことで、他力の浄土門をさし、豎は次第順序を経ることで、自力聖道の教えをさす。
    1. [初出の実例]「横豎(ジュ)菩薩心、其言一而其心雖異、入真為正要」(出典教行信証(1224)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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