横走古墳(読み)よこばしりこふん

日本歴史地名大系 「横走古墳」の解説

横走古墳
よこばしりこふん

[現在地名]土佐山田町新改 横走

新改しんがい川に沿う山麓および山丘上に九基の古墳が散在し、新改古墳群とよばれるが、そのうち最大規模の古墳で、現在は個人の屋敷内にある。古墳時代後期の円墳で、墳丘径約一五メートル、高さ五メートルである。内部構造として横穴式石室をもつが、石室は片袖式で、長さ九・四メートル、最奥部の高さ三メートル。石室よりの出土品として須恵器・鉄鏃・鉄刀子・大刀鍔・馬具(金銅製辻金具・雲珠・杏葉・革金具・轡)・碧玉製管玉・ガラス製丸玉・小玉がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 しんがい 特色

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む