橘神社(読み)たちばなじんじや

日本歴史地名大系 「橘神社」の解説

橘神社
たちばなじんじや

[現在地名]本郷町本郷 麓

沼田ぬた川西岸に位置する橘山に鎮座する。祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命。旧村社。「国郡志下調書出帳」によると、応神天皇が豊前国より帰洛のときこの山に仮泊した故事により元慶年中(八七七―八八五)に創建したと伝え、沼田次郎以後、小早川隆景まで社領七五貫文が付されたといい、本郷ほんごう船木ふなき上北方かみきたがた・下北方善入寺ぜんにゆうじの五ヵ村が氏村であると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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