橘通一丁目(読み)たちばなどおりいつちようめ

日本歴史地名大系 「橘通一丁目」の解説

橘通一丁目
たちばなどおりいつちようめ

[現在地名]西区南堀江みなみほりえ一丁目

橘通一―七丁目は南堀江一―五丁目の南側に東西に延びる町筋で、南堀江の町と隔てる道筋と、それに並行して橘通の中央を東西に貫く道筋に沿っており、北橘通きたたちばなどおり・南橘通と俗称されていた(宝暦町鑑)。七丁目の南にある八丁目とともに元禄一一年(一六九八)堀江新地の開発によって成立した。当町はその東端にあり、東は横堀吉野屋よこぼりよしのや町。元禄一三年の三郷水帳寄帳では一―八丁目とも大坂三郷北組・南組支配の新地で、当町は屋敷数一二・役数一六役で、うち年寄分一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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