檄文(読み)ゲキブン

精選版 日本国語大辞典 「檄文」の意味・読み・例文・類語

げき‐ぶん【檄文】

  1. 〘 名詞 〙 檄を書いた文章。
    1. [初出の実例]「げき文をはせて親仁の留守を告」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永六(1777)四月二五日)
    2. 「其趣旨は当時独立の檄文(ゲキブン)を読て知る可し」(出典文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉一)
    3. [その他の文献]〔漢書‐朱博伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む