檜皮ぶき(読み)ひわだぶき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「檜皮ぶき」の意味・わかりやすい解説

檜皮ぶき
ひわだぶき

檜 (ひのき) の皮でふいた屋根,またその方式。日本建築では古く茅ぶき,檜皮ぶき,柿 (こけら) ぶきなど屋根ふき用材に植物材料を用い,神社住宅では後代まで使用された。寺院では中国影響本瓦ぶきが行われたが,京都などでは檜皮ぶき,柿ぶきのものも多かった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 こけら

関連語をあわせて調べる

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む