櫛置(読み)くしおき

精選版 日本国語大辞典 「櫛置」の意味・読み・例文・類語

くし‐おき【櫛置】

  1. 〘 名詞 〙 中古以後、二歳または三歳になった幼児が、短くしていた頭髪をはじめてのばす儀式。多く一一月一五日に行なった。髪置(かみおき)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「ひめみやの御かた、御くしおきにつきて、花山のゐんより、おり三かう、御たる二かまいる」(出典:御湯殿上日記‐文明九年(1477)一月三〇日)

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百科事典マイペディア 「櫛置」の意味・わかりやすい解説

櫛置【くしおき】

髪置

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