欽差(読み)きんさ

精選版 日本国語大辞典 「欽差」の意味・読み・例文・類語

きん‐さ【欽差】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「欽」は欽命、「差」は差し遣わすの意 ) 天子天皇の命により、使者としてさしつかわすこと。また、その使者。勅使
    1. [初出の実例]「而て其君主の欽差弁事其諭旨を奉して」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉二)
    2. [その他の文献]〔水滸伝‐第一回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欽差」の読み・字形・画数・意味

【欽差】きんさ

勅使。

字通「欽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android