歓然(読み)カンゼン

デジタル大辞泉 「歓然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん〔クワン‐〕【歓然】

[ト・タル][文][形動タリ]喜ぶさま。
「二郎は―として笑い」〈独歩・おとづれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歓然」の読み・字形・画数・意味

【歓然】かん(くわん)ぜん

よろこぶさま。〔列子、説符〕牛缺なるは、上地大儒なり。~盜に沙の中にふ。盡(ことごと)く其の衣裝車馬を取られ、して去る。之れをること然として、憂ひ(をし)む色無し。

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