止肥(読み)とめごえ

改訂新版 世界大百科事典 「止肥」の意味・わかりやすい解説

止肥 (とめごえ)

追肥のうちでいちばん最後の施肥をいう。通常,窒素もしくは窒素とカリウムを施用する。止肥の施用時期をいつにするか,またその施用量をどのくらいにするかは,イネのような場合は穂の生育や稔実に最も影響するので,その年の気象をみながら慎重に定める。施用時期が遅れたり量を多く施用して,天候が不順だと作物成熟が遅れ,徒長し,収量は低下する。イネでは通常穂肥が止肥であるが,ときには出穂以後の実肥を止肥として施用する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 茅野

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む