正実(読み)セイジツ

デジタル大辞泉 「正実」の意味・読み・例文・類語

せい‐じつ【正実】

正しく真実であること。
「吾教の―彼教の虚誕なるに注意し」〈公議所日誌一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正実」の意味・読み・例文・類語

せい‐じつ【正実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心がまっすぐでまことがあること。正しく本当であること。また、そのさま。実正。着実。しょうじつ。
    1. [初出の実例]「諸家の帝紀及び本辞、既に正実に違ひ、多く虚偽を加ふと」(出典古事記(712)上)
    2. 「今此の時に、よく其の正実なる所を撰び定めずは」(出典:古道大意(1813)上)
    3. [その他の文献]〔論衡‐正説〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android