日本歴史地名大系 「正明寺跡」の解説 正明寺跡しようみようじあと 京都府:八幡市八幡惣町科手郷正明寺跡[現在地名]八幡市八幡高坊石清水(いわしみず)八幡宮の一の鳥居北東山麓にあった寺。慶長五年指出帳(石清水八幡宮史)によれば、山路(やまじ)郷壇所(たんしよ)町(現八幡市)にあった浄土宗寺院で朱印領二石とある。寛永一五年(一六三八)から郷役所、同一七年から定会議所も併設したが、水害を恐れて寛文四年(一六六四)男(おとこ)山山麓の高(たか)坊境内に移った(男山考古録)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報