正明寺跡(読み)しようみようじあと

日本歴史地名大系 「正明寺跡」の解説

正明寺跡
しようみようじあと

[現在地名]八幡市八幡高坊

石清水いわしみず八幡宮の一の鳥居北東山麓にあった寺。慶長五年指出帳(石清水八幡宮史)によれば、山路やまじ壇所たんしよ(現八幡市)にあった浄土宗寺院で朱印領二石とある。寛永一五年(一六三八)から郷役所、同一七年から定会議所も併設したが、水害を恐れて寛文四年(一六六四)おとこ山山麓のたか坊境内に移った(男山考古録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android