日本歴史地名大系 「正蓮寺大日堂」の解説 正蓮寺大日堂しようれんじだいにちどう 奈良県:橿原市八木・今井地区小綱村正蓮寺大日堂[現在地名]橿原市小綱町初瀬(はせ)街道北方、成等山正蓮寺(真宗興正派)の境内にある。大日堂は三間四方寄棟造・本瓦葺で国指定重要文化財。もと入鹿(いるか)神社境内にあった普賢(ふげん)寺本堂で、同寺が廃絶したため正蓮寺の管理に帰した。堂には文明一〇年(一四七八)の棟札があり、康正二年(一四五六)から文明一七年に至る墨書を発見、三〇年余を費やして建てたことがわかる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報