正雅(読み)せいが

精選版 日本国語大辞典 「正雅」の意味・読み・例文・類語

せい‐が【正雅】

〘名〙
① (形動) 正しくて、みやびやかなこと。また、そのさま。
※玉塵抄(1563)四四「章華の賦は艷麗風韻な詞多してをくのとめはに正雅の心をかいてとめたとほめたぞ」
② 「詩経」の詩の分類大雅小雅のうち王道・政教が正しく行なわれていたころ作品をいう。〔詩経疏‐大序

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