デジタル大辞泉 「此の内」の意味・読み・例文・類語 この‐うち【×此の内/×此の▽中】 1 こうしている間。そのうち。「―膳ぜんも出て、そこそこに食ってしまひ」〈滑・膝栗毛・初〉2 せんだって。先日。「―、彦様の御使に初めて女郎町の揚屋にまかりて」〈浮・敗毒散・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「此の内」の意味・読み・例文・類語 この‐うち【此内・此中】 〘 名詞 〙① それをしているあいだ。[初出の実例]「此内上人に文を書かす」(出典:歌舞伎・源平雷伝記(1698)三)② 先日。さきごろ。③ ある範囲内にあること。[初出の実例]「むろまちとの御ゑかりまいらせらるる。このうちめしおかるるへきよし御申によりて」(出典:御湯殿上日記‐文明一五年(1483)八月二〇日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例