此処於いて(読み)ここにおいて

精選版 日本国語大辞典 「此処於いて」の意味・読み・例文・類語

ここに【此処】=於(お)いて[=於(お)いてか]

  1. ( 漢文訓読によって生じた語 )
  2. この時に当たって。この時に。
    1. [初出の実例]「是(ココ)に於(オイ)て乎(か)、僕大に感ずる所あり、つくづくと考へて見た所が」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)
  3. このゆえに。こういうわけで。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「清国は翻て種々の辞柄を設け之を拒みたり。帝国は是に於て朝鮮に勧むるに其の秕政を釐革(りかく)し」(出典:清国に対する宣戦詔勅‐明治二七年(1894)八月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む