辞柄(読み)ジヘイ

デジタル大辞泉 「辞柄」の意味・読み・例文・類語

じ‐へい【辞柄】

口実。言いぐさ。
「吾が誠実を致さんと云うに至っては、けだし―無きにあらず」〈露伴運命

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精選版 日本国語大辞典 「辞柄」の意味・読み・例文・類語

じ‐へい【辞柄】

  1. 〘 名詞 〙 話の材料。物いい。いいぐさ。口実。
    1. [初出の実例]「官許の上は、拒む辞柄なし、之を防ぐ術を施して後、行ふべし」(出典:公議所日誌‐一四下・明治二年(1869)五月)

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普及版 字通 「辞柄」の読み・字形・画数・意味

【辞柄】じへい

話の種。

字通「辞」の項目を見る

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