武田九平(読み)タケダ クヘイ

20世紀日本人名事典 「武田九平」の解説

武田 九平
タケダ クヘイ

明治期の社会運動家



生年
明治8年2月20日(1875年)

没年
昭和7(1932)年11月29日

出生地
香川県香川郡浅野村(現・香川町)

学歴〔年〕
尋常小卒

経歴
明治31年労働組合期成会に入り、34年大阪に帰って労働組合期成会を作ったが成功せず「大阪平民新聞」の発行協力大石誠之助、森近運平らとつきあい、明治43年の大逆事件に連坐し無期懲役に処せられ、昭和4年仮出獄した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田九平」の解説

武田九平 たけだ-くへい

1875-1932 明治時代の社会運動家。
明治8年2月20日生まれ。大阪で彫金業をいとなむ。森近運平らの「大阪平民新聞」に参加した。明治43年幸徳秋水らの大逆事件に連座し,昭和4年まで服役。仮出獄後,昭和7年11月29日交通事故で死亡した。58歳。香川県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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