ネメア競技会(読み)ネメアきょうぎかい(その他表記)Nemean Games

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネメア競技会」の意味・わかりやすい解説

ネメア競技会
ネメアきょうぎかい
Nemean Games

古代ギリシアの四大祭典競技会の一つ (→古代競技会 ) 。英雄アドラストスアルゴスの7将を率いてテーベを攻めたときに創設したものとも,ヘラクレスネメアのライオンを退治した記念に創設したものとも伝えられ,古くからネメアゼウス神殿神域で行なわれていた。前 573年から全ギリシアの祭典となり,イストミア競技会と同じ年,オリンピアードの2年目と4年目の7月,イストミア競技会と重ならないよう開かれ,前 460年頃まではクレオナイが,その後はアルゴスが主催した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ライオン

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む