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歩き巫女 あるきみこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

歩き巫女
あるきみこ

神社に所属せず,村落に寄食し,漂泊する民間巫女都鄙を遊行し,口寄せを行い,仏教と習合した。歩き巫女の下級の者は,中世から近世にかけて私娼として里巫女 (さとみこ) ,旅女郎,白湯文字などと呼ばれた。

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デジタル大辞泉の解説

あるき‐みこ【歩き巫女】

各地を巡回して祈祷(きとう)・占い・口寄せなどを行う巫女。

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世界大百科事典内の歩き巫女の言及

【比丘尼】より

…1449年(宝徳1)には,白髪の巫女めいた老尼が都に現れ,みずから若狭白比丘尼とも八百歳老尼とも称したという(《康富記》《臥雲日件録》)。このような白比丘尼,八百比丘尼の伝承は,中世にいたるまで普遍的にみられた歩き巫女の存在を暗示している。漂泊の女性についての伝承は,八百比丘尼であれ,和泉式部であれ,熊野比丘尼が語り歩いたものが多いと推定されている。…

【遊女】より

…売春婦の古称。日本の文献に遊女のことが出るのは《万葉集》の遊行女婦(うかれめ)が最も古く,以後10~12世紀ころまでに,うかれめ,遊女(あそびめ∥あそび),遊君(ゆうくん),および中国語の妓女(ぎじよ),娼女(しようじよ),傾城(けいせい)などの称が使われるようになった。以後これらの用語が併用されるなかで,遊女の語が音読して〈ゆうじょ〉となって広く用いられた。16世紀以後はさらに女郎(じよろう),おやま,花魁(おいらん)などの名称が加わった。…

※「歩き巫女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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