歩み入る(読み)あゆみいる

精選版 日本国語大辞典 「歩み入る」の意味・読み・例文・類語

あゆみ‐い・る【歩入】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 歩いて入る。あゆびいる。⇔歩み出ず
    1. [初出の実例]「あゆみいりて見れば、階(はし)の間に梅(むめ)いとをかしう咲きたり」(出典大和物語(947‐957頃)一七三)
    2. 「中門まで筵道を敷きてあゆみいらせ給ふ」(出典:増鏡(1368‐76頃)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android