歩三兵(読み)ふさんびょう

精選版 日本国語大辞典 「歩三兵」の意味・読み・例文・類語

ふ‐さんびょう‥サンビャウ【歩三兵】

  1. 〘 名詞 〙 将棋で、初心者相手にさす将棋遊び一つ。上手は王将だけを盤の定位置に並べ、歩兵三枚を持駒とする。江戸時代は下手な将棋をさしていう。
    1. [初出の実例]「若衆いふりとなぶる小納戸 さあさあと見落しさする歩三兵〈柴雫〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)

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