初心者(読み)ショシンシャ

デジタル大辞泉 「初心者」の意味・読み・例文・類語

しょしん‐しゃ【初心者】

その道に入ったばかりで、まだ未熟な者。習い始め、あるいは覚えたての人。
[類語]ビギナー・未熟者・ぺいぺいへなちょこ・初学者・見習い門外漢

しょしん‐もの【初心者】

世慣れない人。うぶな人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初心者」の意味・読み・例文・類語

しょしん‐しゃ【初心者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 学芸武芸などを習いはじめたばかりの人。未熟な人。
    1. [初出の実例]「隅坐と云は、相対して囲碁処に、其そばにをるを云ぞ〈略〉諸事に初心者は如此ぞ」(出典四河入海(17C前)二五)
    2. 「スキーのいでたちは事の外似合って、どうしても初心者とは受け取れなかった」(出典:通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉わが演劇交友録)
  3. しょしんもの(初心者)

しょしん‐もの【初心者】

  1. 〘 名詞 〙 世なれないもの。うぶなもの。しょしんしゃ。
    1. [初出の実例]「おとこよりやりかくる事、初心者(ショシンモノ)や田舎もののする事にて、道者(みちしゃ)の好む所にあらず」(出典:評判記色道大鏡(1678)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android