江戸幕府の職名。若年寄(わかどしより)の支配に属し、御場掛(ごばがかり)、御膳番(ごぜんばん)、奥之番(おくのばん)などの掛に分かれて、将軍身辺の雑事を担当した。高500石、布衣(ほうい)の着用を許されたが、定員は不定で50~100人くらいである。設置年代は明らかでないが、寛永(かんえい)期(1624~44)ころには成立していたと考えられる。小納戸頭取(とうどり)は1729年(享保14)設置され、小納戸の直接の支配、監督を担当した。高1500石。いずれも1866年(慶応2)廃止。このほか、諸藩の職制中にも認められるが、職務内容は同様なところが多い。しかし、納戸方に属して会計や物品出納を担当した藩もある。
[佐々悦久]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…なお1650年奥方御用について役方条目が出され,納戸方御用は老中阿部忠秋,松平乗寿の指図するところとなった。 次に,小納戸は将軍に近侍して将軍身辺の雑務を行うもので,寛永初年にはすでにあり,将軍の理髪・食膳・庭方など日常細務に従事した。御髪月代,御膳番,御庭方,御馬方,御筒方などがあり,頭取,御膳番,奥之番の両掛は奥向きの取締りを行い,表役人と応待するので権威があったが,小姓よりは軽い立場であった。…
※「小納戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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